楽しかった日々が一変してしまった華の20代。
まさか自分がこころの病気になるなんて。
まだまだやりたいことがたくさんあるのに。
ある日を境に、当たり前の日常が崩れていった私。
原因不明で「こころ」と「からだ」がおかしくなってしまいました。
絶望でいっぱいになったあの日の体験談を、この記事では記録として残していきたいと思います。
きっと読んでくださっている方は、今もすごくお辛い状態なんだと思います。
そんな中で、私のブログを見に来てくださってありがとうございます。
どうかこの経験が少しでも役に立ちますように。
私に起きた変化
こころの変化
- 外出が憂鬱になる
- 不安に感じることが増える
- 悲観的になる
- 涙腺が緩くなる
- やる気が起きなくなる
- 頭が回らなくなり、効率よく物事に取り組めなくなる
- 好きなことに対する興味が薄れる
- 普段なら楽しいと思うことを思えない
- 笑顔が減る
- 物音にストレスを感じる
- ちょっとしたことでイラつく
もともと必要以上に色々なことを考えすぎるネガティブな性格の私。
頭痛・だるさなどの体に出ることも多々ありました。
ですが、今回は普段と比べても「明らかに異常だな」と自分で感じるほど精神が不安定になりました。
涙腺も緩くなり、考えすぎて泣く日が増えました。
また、普段当たり前のように出来ていたことが出来なかったり、思考が停止することが多々ありました。
からだの変化
- 喉の気持ち悪さ
- 食後の下痢
- たまに胸がバクバクする気がする
- たまにめまいがする
- 空腹を感じにくくなる
- 寝つきが悪くなる
- 夜中に起きるようになる
- 太る
今日は出掛けると分かっている日の朝や、外出の準備をする時は、決まって喉が気持ち悪くなりました。
逆に、1日中家にいる時は気持ち悪さは感じませんでした。
精神的にも辛いのが「空腹を感じにくくなったこと」。
美味しいものを食べることが大好きでしたが、食べる気になれないんです。
しかし、食べ始めると「美味しい」と感じ、いつも通り食べることが出来ました。
あとは「睡眠の時間」が辛くなりました。
➡今日も眠れなかったら嫌だな
➡夜中に起きたらどうしよう
という気持ちが毎日あり、結局寝付けず、夜中も起きてしまいます。
悪循環ですね。
キッカケは目の腫れと全身の蕁麻疹から?
【蕁麻疹・過呼吸】
はじまりはこの2つの症状でした。
いずれも今までになったことはなく、初めての経験です。
深夜
ある日の夜中、暑さと体の痒みで目が覚めて、その後どうしても眠れず布団から出ました。
「なんでこんなに痒いんだろう?」と思って自分の体を見てびっくり。
目は腫れて、肌は赤くなり、湿疹が出来ていました。
どこまで湿疹が出来ているのか全身くまなく、様々な部位を1人で確認をしました。
初めて見る、見たことのない自分の体にショックを受けつつ、確認をしていったのを覚えています。

翌日
朝起きると湿疹は消えていましたが、目の腫れは残っていました。
目の病気(ものもらい等)を考えて眼科と、アレルギーの可能性を考えて皮膚科に行きました。
旦那は仕事で頼れる人もいなかったため、昨日の不安を抱えたまま1人で行くのも、思えば負担だったのかもしれません。
家事や病院の時間の関係でバタバタして、ろくに症状を調べずに病院へは行きました。
待ち時間は少し肌に痒みがある気がして、再発の可能性を考えて少し不安な気持ちがありました。
なんだか体調も悪い気がして、スマホはほとんど触らずぼーっとしていました。
結果的に、眼科と皮膚科ともに2か所回ることになったのですが、1回目に行った皮膚科では相手にされず、希望したアレルギー検査もしてもらえませんでした。
これもかなりストレスになったのと「はっきりとした原因が分からなかった」という事実ですごく不安になったんだと思います。
一時帰宅
皮膚科のあとは一度帰宅。
両親と通話をした後に涙が止まらなくなり、ここではじめて過呼吸になります。
詳しくは割愛しますが、通話の中でショック・ストレスはおそらく感じました。
涙が落ち着いてきた時に、何度か深呼吸をして落ち着いてきた、と思ってもすぐに繰り返しました。
この状態が1時間ほど続き、途中からまたあの湿疹が出てきました。
過呼吸の時に思う方が多いらしい「死んでしまうのではないか」は考えず、「私はおかしくなってしまったのか」という不安でいっぱいだったのを覚えています。
原因・可能性を探してみる
上記にも記載をした通り、全く外出をせず、普通に家にいる日の体調は比較的良好です。
体調が悪い時だと冷静な判断が出来ないので、こういう日に、原因や改善策を少しずつ考えてみました。
おかしくなった日を遡って冷静に分析をしてみると、怪しいところがいくつか見えてきました。
ネットの情報をかき集めて、考えられる可能性を洗い出しました。

蕁麻疹の原因
- ストレス
- アレルギー性蕁麻疹
- コリン性蕁麻疹(汗をかく)
- 物理的蕁麻疹(温熱)
目の腫れの原因
- アレルギー
- 血管性浮腫(蕁麻疹の一種?)
過呼吸の原因
- 過換気症候群(過度な不安・ストレス)
その後~現在の体調不良の原因
- 自律神経失調症(ストレス・食生活の乱れ・生活習慣の乱れ)
- 軽度のうつ病(ストレス)
病院では、皮膚は「蕁麻疹」、目は「目の病気ではない、可能性があればアレルギー?」という診断結果でした。
なので、蕁麻疹は蕁麻疹でも何が原因だったのか?
アレルギーは何アレルギーの可能性があるのか、などを考えました。
仮定①
- アレルギーが原因で蕁麻疹・目の腫れが出る
- 不安やストレスで過呼吸になる
- その時の蕁麻疹はストレス
- その後はストレスや不安で精神が不安定
- 蕁麻疹が起きる前の食生活の乱れで体が不調になる
病院に行っても原因が分からなかったので、自分で調べてこのように原因を仮定しました。
「蕁麻疹の原因はアレルギーではないか?」と考えているので、39項目のアレルギー検査を受けました。
現在は結果待ちですが、これで何も分からなかったら振り出しに戻ります…。
不安です。
また、家に籠ることで、ストレスがかからず精神的には安定しています。
これも、外出をすることで振り出しに戻る可能性もあります。
仕事は1ヵ月ほど休みを貰っているので、正直復帰も不安でいっぱいです。
残りの中で、自分で改善できるところは、あと食生活や生活習慣。
このように1つずつ少しの可能性でも考えられる部分は、「どうすれば落ち着くのか?」を考えていきました。
仮定②
- ストレスが原因で蕁麻疹・目の腫れが出る
- 不安や過度なストレスで過呼吸・蕁麻疹が出る
- 過呼吸の段階でキャパオーバーになりおかしくなる
ストレス・疲労・不安による緊張がいっぱいで、キャパオーバーになったことが原因の可能性もあります。
この場合は、どうすればいいんでしょうね…。
「良くなっているように思えても、もしかしたら…」と考えてしまうことが多くて、不安な気持ちはあります。
「良くなっていると思い込んで蓋をして、ある日また同じようになったら…」
「外出したらまた元に戻るかも」
「仕事復帰したらまた同じような状態になるかも」
とか。

自分の為にも家族の為にもね。
とりあえず仮定①だと予想して、改善できるよう努力をしています!
改善策をいくつか考えてみる
食生活の時間がバラバラ・間食が多い・運動不足・不眠(最近だけ)は感じていたので、自律神経を整える・生活習慣を整えることの意識をはじめました。
症状として起きていた、不眠・動悸・下痢・太った(ことによるストレス?)等の体に起きた変化。
これらが自律神経を整えることで治ることを期待して、1日の基本的なルーティーンを自分の中で作りました。
私が決めたこと
- 朝に常温の水を飲む
- 16時間断食する
- 夕飯・入浴の大体の時間を決める
- お湯につかる習慣をつける
- 毎日少しでも運動をする
- 入浴後はスマホを見ない

参考にした動画は、オリラジのあっちゃんがやっているYouTube大学の動画。
凄く分かりやすいだけではなく、明るく面白く話してくれているのでオススメです!
16時間の断食については、他の動画で紹介しているのでそちらもオススメ。
オススメ動画
このように
- 自力で改善できることは試す
- しっかり向き合ってみる
これをした上で、それでも改善できなければ最終手段として「精神科」「心療内科」への受診を検討していました。


実際、親しい友人からも病院に行くよう勧められましたし、Twitterで相談した際も多くのフォロワーさんから勧めていただきました。
主人とも相談はしました。
しかし、散々ネットで調べて「セルフ診断」もやったうえで、「こころの病」だと診断される未来しか見えなかったんです。
メンタルが弱く思い込みの激しい私は、きっとこの先「その診断結果に影響され続けるのだろう」と思うと、とてもじゃないですが行く気にはなれませんでした。

最後に
「結局はこころの病気じゃなかったんじゃないの?」
と思えてしまうような内容かもしれませんが、冷静に分析できたのも落ち着いた今だからこそです。
「結局すぐ回復してるじゃん」
「気持ちの問題だよ」
「大袈裟だったんだよ」
「疲れが溜まってただけでしょ」
そう感じる人もいるかもしれませんし、心のどこかでそう感じる私もいます。
しかし、いま思い出しても、あの時の状態は明らかに「異常」でした。
そしてあの日に感じた「絶望感」は今でも忘れられません。
原因はどうであれ、自分のこころやからだに少しでも「異常」を感じたのなら。
「家族に相談する」
「仕事を休む」
あなたも迷わず行動をしてくださいね。