ご覧いただきありがとうございます。
私自身「自己都合」により退職をして、失業給付の受給をした経験があります。
受給を始める際には、分からないことばかりで不安が大きい中、ハローワークへ向かいました。
そんな私と同じような方のために。
経験談を元に受給方法をまとめてみました。
一人でも多くの方の参考になれば嬉しいです!
こんな方におすすめ
- これから受給する予定がある方
- 退職をして失業給付の受給を迷っている方
記事の内容と重複しますが、ハローワークの公式サイトでも説明されています。
参考にしてください。→サイトはこちら
ではこれから説明していきます!
失業給付(求職者給付)とは
すごく簡単に言うと『退職後に仕事をしていない状態で、これから働く意思のある人』が貰えるお金です。
ここが不安!
受給が終わる頃には必ず就職していなくちゃいけないの?
→希望の就職先が見つからなければ最終的に職に就いていなくても大丈夫です。
受給を始めたらハローワークの中でしか就職先は選べないの?
→ハローワーク以外で探しても大丈夫です。
私自身、就職先が決まらないまま満額まで失業給付の受給をしました。
そしてハローワーク以外の場所で見つけた企業への面接も受けています。
なので、退職して次の就職先がまだ見つかっていない方は、とりあえず失業給付の受給をすることをオススメします!
失業給付を受給する際のデメリットはある?
扶養から外れてしまいました。
そのため、自分で支払う税金(国民年金・市県民税・国民健康保険料)の金額が大きく、失業給付で貰ったお金の中から、かなりの額が出ていきました。
それでも満額まで受給をしているので、「プラス」にはなっています。
失業給付の受給の仕方
簡単な流れ
- 退職した会社から「離職票1」「離職票2」が渡される
- ハローワークで失業給付の申請
- 雇用保険(失業給付)説明会に参加する
- 1回目の失業認定日(お金は貰えない)
- 求職活動を3回以上する
- 2回目の失業認定日
- お金が振り込まれる
- 求職活動を2回以上する
- ⑥以降の繰り返し
このような流れで受給をします。
これから詳しく説明していきますね。
ハローワークの申請に必要な物
メモ
- 離職票1(退職した会社から渡されるもの)
- 離職票2(退職した会社から渡されるもの)
- マイナンバーカード(なければ通知カード+免許証など)
- 印鑑(銀行印じゃなくていい)
- タテ3.0㎝×ヨコ2.5㎝の顔写真 2枚
- 本人名義の預金通帳またはキャッシュカード
顔写真はこのアプリで撮って、こちらのサイト(ピクチャン)でサイズ調整をして、コンビニで印刷しました。
失業給付の申請はどれくらいの時間で終わるのか
簡単な流れ
- 総合受付に行き、失業給付を受けたい旨を伝える
- アンケート用紙を渡されるのでその紙に記入をする
- 別の担当者から求職活動について簡単な説明を受ける
- 別の担当者から失業給付の受給と雇用保険説明会について簡単な説明を受ける
私の住んでいるところのハローワークは8:30~だったので、その時間に行きました。
朝イチなら人が少ないかと思いましたが、結構混んでいました。
終わった時間は11:00頃。
約2時間30分かかりました。
雇用保険説明会ってなに?参加しなくちゃいけない?
おそらくですが『雇用保険=失業給付・求職者給付』と思っていいです。
これは必ず参加しなくてはいけません。
失業給付の申請の日に、「説明会の日はこの日に行ってください」と日時を指定されるため、必ずその日に参加してください。
もしも何かの都合で参加できなかったら、必ずハローワークに電話をして別の日に参加するようにしてください。
雇用保険説明会は約2時間でした。
内容は「雇用保険の失業等給付受給者のしおり」に沿って説明を聞くだけです。
参加人数は想像よりも多かったです。
広いホールのような部屋で、席は間隔をあけて自由に座りました。
はじめての失業認定日
説明会の二週間後くらいに、はじめての認定日がやってきます。
ポイント
認定日に「決められた回数以上の求職活動をやっていること」の確認
→その後に失業給付金が貰える
とはいえ、1回目の認定日ではまだお金は貰えません。
自己退職の場合、「待機期間」が設けられているため、お金が貰えるのは次回からになります。
そして先ほどから言っている『3回以上の求職活動』は、この1回目に限り、行う必要はありません。
私は2回目は3回以上の求職活動で、3回目は2回以上の求職活動でした。
「求職活動」の内容
『次の認定日までに決められた回数以上の求職活動をする』
「求職活動」は下記の活動を1つするごとに1回カウントされます。
活動実績になるもの
- 求人への応募
- ハローワークで職業相談をする
- ハローワークなどが開催するセミナーの参加
- ハローワークなどが行う各種講習の参加
- 派遣会社との職業相談
- 派遣会社からの職業紹介
- 再就職に必要な各種国家試験・検定などの資格試験受講
難しく書くと他にもありますが分かりやすい部分だけ記載しています
活動実績を集めたいだけなら、黄色のマーカーの3つが行いやすいと思います。
職業相談
『職業相談』は、また詳しく記事を書く予定ですが、ハローワークの職員と1対1で話をするだけです。
「この条件で自分で探して見つからなくて」
「ここの会社の詳しい内容が知りたい」
「履歴書の書き方が分からない」
「求人が多い時期はいつ頃?」
「オンライン面接できる企業はどのくらい?」
「1日にどれくらいの求人が増えてる?」
など相談内容は些細な事で大丈夫です。
他の方のブログを見ていると「3分」「5分」で済んでいる方もいるみたいです!
私は話をなかなか切り上げることが出来なくて、もう少し長く話してしまっていますが最後は
と言えば大体は終わります。
この職業相談は、認定日の帰りに寄ってもカウントされるため、効率よく実績を作ることが出来ます。
セミナーの参加
「履歴書の書き方」などの無料のセミナーが月に数回実施されるのでそれに参加するだけです。
その月にどのような内容のセミナーがあるかは、ハローワークに電話で問い合わせるか、ハローワークに行った時(職業相談時でも可)に聞いて確認します。
参加したいときも同様に、電話か直接行った時に参加したい旨を伝えます。
定員(大体20~30名?)が決まっているため、枠が空いていないこともあります。
興味がある場合は早めに申し込みましょう。
各種講習の参加
講習になるのか分かりませんが、『職業適性検査』というものが無料で受けることが出来ます。
これももちろん活動実績になります。
比較的簡単に活動実績を作れるのでおススメです!
詳しくはこちら
2回目の失業認定日
活動実績を記録する紙を提出し、次回の認定日の説明を受けて終了です。
このあとにようやく初めてお金が振り込まれます。
あとはひたすら受給期間が終わるまで『活動実績2回』➡『認定日』の繰り返しです。
2回目の失業認定日のあとは求職活動2回以上
くわしい求職活動の内容はこちら
受給期間中は他の収入を得ても大丈夫?
結論から言うと「大丈夫」です。
内職や短期アルバイトなどをした場合は、金額に関わらず必ず申告をしなくてはいけません。
1日の労働時間が4時間未満の場合➡その日の分は減額して貰える
1日の労働時間が4時間以上の場合➡その日の分は貰えず、後回しになる
収入があったからといって、受給できなくなるわけではなく「労働時間」によって「貰える金額」が変わります。
例えば給付制限期間が終わり、4月から受給開始の人は受給期間満了月が12月になります。
給付日数が90日の場合、通常なら12月より前に給付が終わりますが、何らかの都合で受け取れなかった場合に12月までは後回しにして受け取ることが出来ます。
まとめ
大体の受給の流れのイメージは湧きましたか?
失業給付の申請は、幅広い年代の方が手続きをしていました。
あなたも初めてのことで不安だとは思いますが、迷っているのなら今すぐ手続きをしましょう!
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ゆーさんの転職逆転人生
筆者:ゆーさん